JAL機からの緊急脱出はひと事じゃない!飛行機に乗る時に気をつけておくべきこと
2016/05/06
23日午後、JAL機でエンジントラブルがあり、乗客159人、乗員6人がシューターで緊急脱出したという衝撃のニュースがありました。
毎日新聞:新千歳空港 離陸前、日航機から煙…緊急脱出、4人搬送
エンジン内に雪が入り込んで、不完全燃焼になったのが原因ではないかと言われています。
トラブル遭遇は、誰にでも起こる可能性が
飛行機に乗ったことがある人なら、離陸前にCAさんが行う安全説明を聞いたことがあるはずです。
毎回必ず行われるので、頻繁に乗る人は聞いてないことも多いかもしれませんね。
でも、トラブル遭遇は誰にでも起こる可能性があります。
飛行機に乗る時は、頭の片隅にそんな考えを置いておきましょう。
雪が激しく降る中、コートを着ないで脱出した人たち
今回のトラブルは、真冬の北海道。新千歳空港です。
悪天候で雪もかなり降っていて、映像を観てもすごく寒そう。
それなのに、乗客の中にはコートを着ていない方もいらしたようです。
コートを着ていなかったお年寄りに、若い乗客がコートを貸してあげたという場面もあったとか。
雪だというのに、なぜその方はコートを着ていなかったのでしょうか。
飛行機に乗ると、当然ながら室内ですので真冬でも中ではコートが要らなくなります。
座席に座る前に脱いでしまい、上の収納棚に入れてしまう方も多いでしょう。
今回脱出する時にコートを着ていなかった方たちは、もしかしたら棚に入れたコートが取り出せなかったのかもしれません。
緊急脱出の時は、手荷物は何も持つことができません。
一刻を争う中、棚に上げてしまったコートを取り出している余裕もなかった可能性が考えられるのです。
狭い機内でコートは邪魔になるかもしれませんが、やはり手元に置いておいた方がいいのだなぁと今回あらためて思いました。
トラブルに備えて、服装も考えるべき
トラブルを考えた時、飛行機に乗る時はどんな服装がいいでしょうか。
少し前にネットで見かけた情報ですが、CAさんだったかのお友達から言われたこととして
”飛行機に乗る時は、是非ジーンズを履いてね。”
と言われたというものがありました。
何かトラブルがあって脱出しなくてはならなくなった場合、スカートではとても危険です。
最低でもズボンで。厚手のものが安心です。
そうなるとやはり、ジーンズがいいですよね!
特にリゾート地に向かう時には、薄手のワンピースやミニスカート、ショートパンツなどでという女性は多いでしょう。
気分的にはアガるかもしれませんが、それは現地に到着してからで十分ですよね。
私は以前から、長距離も含めて機内ではほぼジーンズです。冷えますしね。
普段からジーンズのことが多いですし、上に着るものでいろいろ変化もつけられるので旅にはとても便利。
もちろん現地では、訪れる先によって薄手のワンピースなんかも着てますよー。
機内でのジーンズ、冬はベルメゾンで買ったウエストゴムのジーンズがお気に入り♪
ストレッチがきいている上にあったか素材が裏に付いているので、ラクチン&快適です。
去年3月に行ったパリへのフライトも、往復これで過ごしました。
今回のような緊急脱出に遭遇する確率は、実際にはとても低いとも思います。
でも、万が一に備えておくことは、とても大切なこと。
長距離移動だとしても、少なくとも離着陸の間くらいはミニスカートなどは避けた方がいいかと。
あらためてそんな風に強く感じた事件でした。