しゅふたび

女ひとり旅歴30年の主婦がお届けする、旅のアレコレ

ひとりごはんが苦手な人に効く!「孤独のグルメ」を観続けて思ったこと

      2019/09/26

大人気ドラマ「孤独のグルメ」の音楽を担当する、The Screen Tonesのライブに行ってきました!

東京では何度もライブをしている彼らの、初の関西ツアー。
待ちに待った関西のファンは、熱く熱~く迎えましたよ。

ドラマでいつも流れている曲が目の前で演奏されて、大盛り上がり!
そして、原作者で番組の最後にもちょこっと登場する久住昌之さんをはじめ、ミュージシャンそれぞれの演奏が本当に素晴らしい!
更に、随所に笑いの要素が散りばめられていて、”ライブ”としてもとても楽しめました。


あ~、楽しかった!

その一方で。

一曲目が始まってすぐ感じたのは、「腹が・・・減った・・・」!
どの曲を聴いていても、条件反射でお腹が空くようになっているようです。

さすが、メシテロドラマ!

「孤独のグルメ」ファンは、きっとひとりごはんに抵抗がない

「孤独のグルメ」は、主人公である井之頭五郎が、仕事の合間に立ち寄るひとりごはんの様子を中心に描かれています。
人気漫画からテレビ東京でドラマ化され、現在season7を放送中。
”深夜のメシテロドラマ”として、大人気を博しています。

最近、「孤独のグルメ」を観ていて感じることがあります。
それは、ずっとこのドラマを観ている人は、ひとりごはんに抵抗がなくなるんじゃないかということ。

ドラマを観続けているだけで、五郎さんがどんな風にひとりで食事する場所を探し、楽しんでいるかを共有します。
それは、実際には自分でしていることではないとはいえ、ひとりごはんのシミュレーションになってるんですよね。

ひとり旅に興味があっても、色んな不安があって旅立てない人って多いと思います。

その中のひとつが、ひとりでの食事が不安、淋しいというもの。
確かに周りが賑やかにおしゃべりしてたりすると、周りからの目が気になったり、淋しさを感じる気持ちはよーくわかります。
私は比較的早い段階で、居酒屋でもちょっと高級なレストランにも行っちゃうようになりましたが、確かに不安に思う人も多いですよね。

「孤独のグルメ」をずっと観続けていると、そんな不安が少なくなっていくように思うのです。

ひとりごはんだからこそ、お店は吟味したい!

ドラマに登場するのはいかにもオジサンが好みそうな、比較的渋い感じのお店が多いのですが、どこもすごく美味しそう。
実際スタッフが吟味を重ね、更に主人公を演じる松重豊さんは朝から何も食べずに午後の撮影に挑んでいるとか。
画面にはちょっと多すぎじゃない?と思えるほどの料理が並ぶのですが、スタッフが事前に試した後、全て松重さんがおひとりで召し上がっているそうです。

食いしん坊の私がとても共感するのは、五郎さんがどんなに空腹でもお店選びに妥協しないこと。
周辺を歩き回って、その時自分が欲しているお店をちゃんと選んでいるところがいいんですよね。

誰かとの食事なら会話など料理以外の要素でも楽しむことができますが、ひとりの時はそうはいきません。
ひとりごはんだからこそ、お店をしっかり吟味して食事を楽しみたいものです。

ひとりの食事は周りの目が気になる?

とはいえ、ひとりでいると何となく周りの目が気になる人もいます。

”あの人、ひとりで淋しくないのかしら?””友達いないのかな?”

なーんて思われてるんじゃ・・・ってね。

でも実際、他人のことなんてあんまり気にしてません。
みんな、自分の食事で精一杯ですもん。

「孤独のグルメ」が人気なのは、とにかく五郎さんがひとりごはんを満喫しているから。
ひとつひとつの料理を観察し、楽しみ、自分の世界に集中しているからです。

美味しい食事をしている時、周りの目なんか気にしてられません。
気にせず、自分の大切な食事時間に集中しちゃいましょう!

 - 楽しむための工夫, 美味しいもの